瞬間的 2005 2 1

 新興市場の値動きは早い。
たとえば、午前中のマザーズ市場のランキングを見てみましょう。
このなかで、3751ジー・エフを取り上げてみましょう。
 この銘柄は、ストップ高になっていますが、
どういう動きをして、ストップ高になったか。
それを見るには、「分足チャート」と「歩み値情報」が必要です。
 3分足の「分足チャート」では、
ほとんど瞬間的に、ストップ高になっているようです。
 そこで、「歩み値情報」を見てみましょう。
10時39分に、1,020,000円が約定し、
10時40分には、ストップ高となる1,080,000円が約定しています。
その間、1分程度です。
 これでは、この銘柄に注目していた人も、
他の画面を見ている間に、気がつけば、ストップ高になっていたでしょう。
 そういう意味で、分足チャートの描画の速度は、重要です。
「板情報」中心の人は、対応できたかもしれませんが、
それでも、買う前に、分足チャートで、株価の位置を確認したくなるでしょう。
 こうしたケースは特殊と言うかもしれない。
確かに、東証一部銘柄では、こういうことは起きないでしょう。
しかし、新興市場の銘柄では、よく、こういうことが起きます。
 そういうわけで、コンピュータのレスポンスは、非常に重要です。
雑誌では、ネット証券の手数料の比較をしていますが、
これは、あまり意味のないことです。
本当に重要なのは、コンピュータのレスポンスです。



































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